『県庁の星』 エキストラレポ 2
2005年 11月 28日 (月)
つくばでのエキストラからやっとこ帰ってきた、その当日の11月25日の夜。
メールチェックすると、目を疑う合格通知メール!(O.O;)
前回、エキストラ担当のスタッフさんにはかなりご迷惑をかけたので、
もうてっきりブラックになってるだろうなぁと思ってたのですが…(^^;;
けれど、また頂いたチャンスを無駄にしたくはない。
この日はもともとダンナに同伴を頼んでいた日ではあったのだが、
無理言ってつくばへの同伴をお願いした直後。
さすがの私(笑)も、とっても申し訳ない気持ちでオズオズと当選を知らせました。
すると、しばし悩んでたダンナから、なんとOKが♪
あぁ〜〜〜〜〜りがとうごじゃいますぅ〜〜〜〜m(_ _)m >ダ
飲み会の途中だったから気が大きかったのでしょうか(爆)
とにかく、今回もダンナさまさまのおかげで参加できることになりました(笑)
地球の丸く見える街 前日が日曜日ということもあり、どうせ遠出するならもう旅行気分で行こう!ということで、 今回は2食温泉付きのちょっと贅沢な宿を予約(笑) 私はエキストラに参加できるだけで嬉しいけど、付き合ってくれるダンナにも こういうところで少し楽しんでもらわないとね。 さすがに申し訳ないです(^^;; 27日の朝7:00に家を出発。 国道をタラタラとひた走り、休日の渋滞に巻き込まれゲンナリし、 途中で寄った漁市場で美味しいものを食べ、さらに南下して、 今回の現場となる銚子に着いたのは夕方の16:30。 ここには「地球の丸く見える丘」という場所があり、日没の夕景が特に美しいという。 …が、その丘に着いたのは、日没の10分後でした(爆) その後、ホテルにチェックインし、温泉&食事(海鮮が絶品!)を満喫して早々に就寝。 長距離ドライブで疲れたし、明日の朝は早いからね。 AM6:00起床。 ホテルの前の海岸で、太平洋から上る朝日を見る。 今日も天気よさそう(^^) 撮影日和♪ |
滞りなく撮影が進みますように♪
絶景の中でのロケ・スタート AM7:40にチェックアウトし、AM8:00集合の銚子駅へと急ぐ。 駅前に着くと、同じ目的っぽい男女がチラホラと(笑) 集合時間ちょうどぐらいに迎えのバスが到着。 そこからバスに乗って10〜15分ほどの現地へと移動。 バスの車内で点呼をとりましたが、今回は少ない? 私を含めて10人ちょっとしかいませんでした。 現地は建物も何もないところで、トイレは キャベツ畑の片隅に設置された簡易トイレが2つ(爆) こりゃ〜大変だわ…(^^;; 荷物を待機バスの中に置き、撮影現場へと向かう。 周りには人工の雪が散らしてあり、「通る時に雪を踏まないでくださ〜い!」と言われました。 うっすらと積もった感じを表す雪は塩のような結晶、やや大きな塊はワタでした(笑) 現場はすでに撮影の準備がほぼ整っており、 石坂浩二さんと酒井和歌子さんがスタンバイしている。 いや〜…石坂さんの衣装(スーツ)の色、スゴイな(爆) 絶対趣味悪いって(^^;; そういう役だからしょうがないんでしょうが(笑) 酒井さんは待ちの間、黒い日傘を差しておられました。 今日は日差しもあるので、女優さんは日焼けにも気をつけなきゃね♪ 私はモロに太陽光線浴びまくりでしたが(爆) 私たちエキストラもスタッフの指示に従ってポジションにつく。 フジテレビクラブ会員の他に、地元のフィルムコミッションのエキストラさんたちもいる。 そして、ひんやりした朝の空気の中で、光る海を臨みながら撮影が始まりました。 主人公@野村のいないこのシーン。 おそらくほんの数秒なのでしょうが、 何度も何度もテストしながら慎重に撮ってました。 西谷監督のこだわりが見えます。 てゆーか、織田さん今日来ないのかしら? なんか、野村が登場するような場面じゃなさそうな気もするし…。 ん〜万が一来なくても、この撮影に参加協力できただけでもいっか。 美味しいものも食べれたし温泉も入れたし、と思おう。 (見返りのわりには距離が遠すぎたけど/爆) 織田さん、登場♪ 織田さんに会えるのを諦めかけていたAM10:00頃、ふと後方を見ると あ!佐々木蔵之介さんが来てる〜♪ …とちょっとウキウキしていたら、 え?ハッ( ̄□ ̄;)!!いつの間に織田しゃんが〜〜!!? 蔵之介さんに気をとられている隙に、すぐ脇を スーツに赤い作業服を着た織田さんが通り過ぎようとするところでした(爆) 周りのスタッフやエキストラに「おはようございます」と言いながら、 笑顔で現場入りする織田さん。 つられて「おはようございます〜」と挨拶しました(^^;;ゞ あぁ、さっきは織田さんが来なくてもいいやと自分を納得させようとしてたけど、 やっぱり織田さんを見たら、気分ハイになるのを抑えきれない(*^^*) 撮影現場の空気も全然違うわ〜♪(笑)<ゲンキン 屋外なので、キャストの控えスペースも丸見え。 織田さんはいったん上の作業服を脱ぎ、赤いエプロンを装着! 両手を挙げて、スタッフさんに着せてもらってる姿がかわいい♪ その上から、さっきの赤い作業服ジャンパーを再度着る。 で、その姿のまま、両手を後ろで組んで撮影の準備を見てたのですが、 しばらくしてくしゃみして、その上からいつもの黒いダウンコートを羽織って ちょっと寒そ〜にタバコ吸ってました(笑) ここは海風が寒いよねぇ(^^;; |
着せ替え織田さん♪
今回の現場にあった織田さんのイスは名前の書いてあるディレクターズチェアーではなく、 キャンプなどで使われる、肘掛のところに小さいテーブルのついた 赤い折りたたみのイス。 撮影準備の邪魔にならないよう、 自分でできるだけ端の方に寄せて座ってました。 <こんなとこでも気遣い(^^) そういえば、蔵之介さんも織田さんと同じような黒のダウンコート着てたなぁ。 俳優さんの寒冷地御用達?(笑) スーパーのエプロン&作業着姿の織田さんがいるということは、 もしかして今日は柴咲コウちゃんも来るのかな?と思ったら…来ました! ニコリともせず伏目がちで現場入り(笑) 見るからに低血圧っぽいよな〜。 エプロンの下のスカートから伸びる素足が細い!いや、細すぎ!!(◎o◎) 肉なんかどこについてんの?って感じで、よくあれで歩けるな〜と思いました(笑) 実際に見ても、目はやっぱくりっと大きいわぁ。 目力コンビ♪ ドライバー織田♪ AM10:30。 織田さんの撮影開始。 スタンバイで、蔵之介さんが私たちエキストラの間(私から3mぐらい左斜め後ろ)に立つ。 周りに女性が多いということもあり、ひときわ背が高いわ〜。 それに細い! 待ちの間は、ポケットに手を突っ込んで首を回したり、 周りのエキストラに話しかけられてフツーにしゃべったりしている。 なんだかフレンドリー(笑) ここでは、『野村が二宮あき達と共にお店の車で乗りつける』という場面を 撮るようなのですが、俯瞰の撮影では織田さんの代わりにスタッフが運転してました。 やっぱこーゆうのって代役なのか〜。 運転する織田さんを見たかったのに、ちょっと残念。 …かと思いきや、今度は俯瞰じゃないアングルから、同じシーンを撮るらしい。 これはなんと、織田さん自ら運転するようですよぉ〜〜〜?(゚∀゚) 私を含む一角はカメラに入らないため、ここからは休憩。 つまり織田さんの運転を見放題♪ (映る人たちは織田さんを背にするため、見れないのだ/笑) コウちゃんは助手席に(<いいな〜♪)、織田さんは運転席に乗り込み、メガネ装着♪ 野村は運転する時もメガネするのね(笑) 少し離れたところにいる監督から何か指示を受けたのだが、 車の窓が閉まっていたためよく聞こえなかったらしく、 織田 「ごめんなさい、窓開けますんで…(^^;;」 と、急いでグルグルと手動式の窓を開ける。 車が止まる位置の目印に、(降雪用の)黄色い機械を視界に置いてもらう。 織田 「アバウトで(いいですよね)?」 段取りを確認し準備が整うと、 織田 「下がりまーす!」 と言ってプッとクラクションを鳴らし、運転席の窓から顔を出して後ろを見てバックし始める。 まだこの車に慣れないためか、アクセルふかしまくりで運転がすごい荒い(笑) 砂利道だったので、ジャジャッと砂煙が舞ってました(爆)<営業車でラリー?(^^;; テスト1回目。 カメラや監督から随分と遠い位置から車をスタートさせるため、中継のスタッフに 織田 「心の準備で何か一発くれる?」 と言う織田さん。 カメラが回るとそのスタッフから合図をもらい、なんなくこちらへ運転してくる。 さっき目印を置いた予定位置で停まり、エンジンを止め、運転席からスッと降りて メガネを外す。 そして車のトランクからあるモノを運び出す。 という流れ。 いや〜〜運転する織田さんを生で初めて見ましたが、かっこえぇ…(*¨*) 営業車なのに(笑) 車の扱いも慣れてる感じだよな〜♪ 2回目を撮るために、またバック。 今度はふかさず、普通に、安全運転(笑) 織田さんはバックする時、必ず「下がるよ!」と言ってプッとクラクションを鳴らします。 安全の確認は絶対に怠らないのです(^^) 助手席の背もたれに手を回し、後ろを見ながらバックする、そのうなじが… あ〜〜〜セクシーすぎる(爆) |
でも助手席のコウちゃんは無表情(爆)
織田 「また入りからやる?」 スタッフ 「はい、お願いします。」 織田 「入りからやる…(笑)」 遠くから運転してくる姿はどうやらそんなに映らないようで、 その距離があまり意味ないと思って確認したんでしょうかね?(^^;; 是非「入り」からやりましょう!>織田さん その方が運転姿をいっぱい見られるから(爆) 結局、本番を含めて4回ほど、車で砂利道を行ったり来たりした織田さんでした。 キャスト陣のくつろぎ風景 AM12:00。 今度は場所を移しての撮影。 ここでも私は出番がなく、待機するよう言われた場所の モニターに一番近いところで立ち見学。 西谷監督の今日の服装は、黒のフリースジャンパーにジーンズ。 手に持った台本はかなり使い込まれていて、表紙が白だから手垢がついてるのがわかる。 右手に数珠のようなブレスレットをしていたような。 この時間になると朝に比べてだいぶ暖かくなっており、 監督が上に着ていた黒のフリースを脱いだのですが、下に着ていたのは青色のフリース。 そしてさらにそれも脱ぐ。 下には茶色の長袖トレーナー。 監督!何枚着こんでたんですか!?(爆) まぁでも、健康第一。 このハードな撮影中に風邪でもひいたりしたら大変ですもんね(^^;;。 4〜5回ほど、織田さんと石坂さんの絡みシーンでカメラを回した後、 しばらく機材などの準備時間があって暇を持て余していると、 ダンナが「あっち、あっち」と言うので、景色のよい断崖の方へと移動。 するとそこにはイスがズラッと置いてあり、待ちの役者さんたちがくつろいでいる。 すぐ2〜3m先には、織田さんも普通に談笑している。 ひゃ〜〜…(O.O;) こんな近くにいてもいーんですかっ? いーんですねっ? 注意されないから(笑) 何人かのエキストラさんたちもこの場所に気付いて、なんとなく移動してきてました。 織田さんは赤エプロンに赤い作業着ジャケットのまま、 蔵之介さんやその他の役者さんと立ち話してました。 なんだか、すっごくフツーの日常会話。 ここに生えている草がどうだとか、この断崖絶壁は危ないよねぇだとか(笑) 他のキャストさんのイス(黒や緑色)は海を背にして置かれていたのですが、 織田さんの赤いイスは海(断崖)の方を向いていて、 時々イスに座って海を眺めながらタバコをふかしていました。 距離が近すぎてあまりジロジロは見れなかったけど、絵になりすぎ(笑) タバコは2箱あって、ダンナ曰く、『キャビン』と『セーラム』じゃないかと。 (私はタバコの種類わかんないので(^^;;ゞ) ライターは、緑色のおそらく百円ライター(笑) ペットボトルの水も、この待ち時間で500mlのを一本飲み干してました。 自分のネーム入りのイスをこの現場に持ってきてたのは、コウちゃんだけだったかな? 黒地に白で「Kou Shibasaki」と入っている木枠のイス。 『シネマ★ナビ』を読んで わかったのですが、コウちゃんにとっては思い入れのあるイスだったんですね(*^^*) けど彼女がこのイスに座る姿を見ることはなく、ほとんど石坂さんと立ち話していて 脇で付き人さん(?)がでっかい銀色の日傘を差してあげてました。 やはり女優は日焼け防止必須なのね。 酒井さんも待ちの間はずっと黒い日傘を差してたし。 そして、織田さんはまたもや焼けまくり(爆) こんな、普段では信じられないような距離での至福の時を、 30分ほど過ごさせて頂きました。 すみません。<誰に謝ってんだか(爆) |
織田さんがイスに座って眺めてた断崖絶壁からの光景は、こんな感じ(笑)
こだわりのシーン? 最初、お昼をはさんで18:00までの撮影と言われていた私たちエキストラ。 なかなかお昼休憩のお声がかからないのでエキ担当のスタッフさんに聞いてみると、 予定よりも早く終わりそうなので、撮りを全部終わらせてからロケ弁を渡して解散という形に するらしい。 お腹すいたけど、それまで我慢〜。 織田さんたちもまだ食べてないし。 13:00。 準備も整ったようで撮影再開。 さっきと同じシーン(織田さんと石坂さんとのやり取り)を、 さっきとは違うカメラワークで撮っている。 これがまたすごいこだわりで、テストだけでも5回以上! 本番も、テイク3まで重ねてもまだ監督はOKを出さない。 カットがかかるとその都度モニターを見に来る織田さんも ちょっと首をかしげて難しい顔。 そんなに厄介なシーンなのかしら? 確かに展開としてはラストに近いような気もするのですが、 だとすると、やっぱりこだわりがあるんでしょうね…。 やっとそれが終わると、今度はさらにアングルをかえて同じシーンを撮り続ける。 これも、テスト本番合わせて5回以上。 何度も何度も…。 スタッフにもキャストにも、本当に頭が下がります(_ _) そんなこんなで、おそらくひと段落ついたのかな? 織田さんも監督も、モニターに張り付いて動かない。 私はモニターの後方にいたのですが、立ったままかがんで モニターを真剣に覗き込んでいる織田さんのお尻がキュート♪(爆) 足も長いしね〜(*^^*) くりゃのしゅけしゃん♪ その後、エキストラの一部の撮影が終わった後、本日の私たちエキストラの任務は終了! あとはロケ弁と参加記念品をもらって帰るだけ。 今日は屋外で休憩場所がなく、スーツだから地べたに座ることもできなくて疲れたな〜 と思いながら指定された場所でバスが来るのを待っていると… 最後にちょこっと嬉しいサプライズがありました♪ (織田ネタじゃないんですが/笑) 私たちがバスを待っている前を 私服に着替えた石坂さんや他の役者さんたちが車で通り過ぎていったのですが、 スーツから緑色っぽいトレーナーとダボジーンズに着替えた蔵之介さんが、 なんとトコトコと歩いてくるではないですか! どうやら乗る車が、私たちの前を通ってちょっと離れた所に停まってるらしい。 道が狭かったので花道のように並んでいたエキストラの中には握手を求める人もいて、 「いいな〜」と思っていると、ダンナが「握手してもらったら?」と。 え、そう? しちゃっても…いいかなぁ〜〜?(ドキドキ) 蔵之介さんが前を通る時に、思い切って「お疲れ様でした〜」と手を差し出すと、 蔵之介「お疲れ様でした(^^)」 と、ジーッと目を見て握手してくれました。 あぁ、織田さんと同じで、しっかり相手の目を見てくれる人なんだなぁ(*¨*) ちょっと冷たくて、でも大きなスラッとした手でした。 私が出した遠慮がちな手を、キュウッとちゃんと握ってくれたのが嬉しかったです。 いい人だ〜くりゃのしゅけしゃん♪ あ、残念ながら、織田さんの帰り際には遭遇しませんでした(笑) 15:00。 ロケ弁と参加記念品(前回と同じ)をもらって、バスで銚子駅に戻り、解散。 銚子駅前の駐車場の安さには驚きました。 7時間以上停めて、1,000円かからないの(笑) 駅のトイレで着替えた後、車の中でロケ弁食べて、今回は高速使って(笑)帰りました。 それでも家に着いたのは23:00頃だったかな…(-_-;) |
今回いただいたロケ弁の中では、一番美味しかった♪
遠かったですが、頑張って行ったかいはあったかな?と思います。
でもエキストラのお仕事自体はすごく少なかったなぁ(爆)
今日の織田さんも、穏やかな笑顔がいっぱい見られました(*^^*)
笑顔が多いということは、撮影順調だと考えていいですよね?
あれだけ何っ度も繰り返していたシーン。
作品中ではどんな位置づけでどんなシーンになっているのか、楽しみにしたいと思います♪
今回も貴重なロケに参加させてくださって、ありがとうございましたm(_ _)m>関係者の方々